◇パ・リーグ 日本ハム―西武(2024年5月1日 ベルーナD)

 日本ハムの育成出身右腕・福島蓮投手(21)5回5安打1失点と好投した。

 2回2死から迎えた若林に初球136キロのスライダーを左越えソロにされたが、失点はこの1点だけ。

 建山投手コーチに「胸を借りるつもりで投げろ」と言われた通り、リラックスした表情で投げ続けた。

 1メートル90の長身右腕。今季から支配下登録。初先発だった前回4月17日のソフトバンク戦も5回2失点と好投していた。

 「楽しみ」にしていた同じ青森出身の大先輩・外崎には2打席目に左前打を許したが、得点は許さなかった。

 打線の援護なく初勝利またも初勝利はお預け。

 ネットでは「福島頑張ってるのに」「福島ごめんな」「次は勝てるよ」と応援コメントが続いた。

 ▼福島 変化球が定まらない中で、真っすぐで空振りやファールを取れたので、何とか試合をつくることができました。またフォアボールを出さなかったことは自信になりました。それでも、追い込んでから決め球を投げ切れないなど、課題がまだまだ残っているので、次回に向けてしっかり練習したいと思います。