DeNAのタイラー・オースティン内野手が、10日からのイースタン・リーグ巨人3連戦(ジャイアンツなど)で実戦復帰する準備を進めていることが8日、分かった。

 令和版マシンガン「バーリトゥード(何でもあり)打線」が、間もなく完成のときを迎える。オースティンは4月10日の中日戦で走塁中に「右ハムストリング」を肉離れし長期離脱となった。

 自身は「症状は思ったよりは軽い」と2軍練習施設「DOCK」でリハビリを重ね、ついに復活のときを迎えた。

 1軍は「6番」に筒香嘉智外野手が座り現時点でも強力打線を構成しているが、そこにオースティンが加われば、超重量打線となる。

 通常であれば、2軍で数試合をこなし状態を確認して1軍に昇格する。1軍では「2番」での出場を続けていた助っ人だが、現在2番には好調の蝦名が座る。

 果たして三浦監督が、どのように打線を組むのか。いずれにせよオースティンが完全復活したとき、DeNAが12球団最強クラスの打線となるのは間違いない。