◇陸上・関東学生対校選手権第2日(2024年5月10日 国立競技場)

 男子1部400メートル決勝では、400メートル障害でパリ五輪参加標準記録を突破している豊田兼(慶大4年)が45秒82で初優勝を飾った。

 準決勝で45秒57の自己ベストを出し「決勝でもさらにいきたかった」が、左足の違和感もあり「高望みせず優勝を目標にしていた。1着取れてうれしいい」と話した。

 110メートル障害と400メートル障害の2種目での五輪切符を狙っており、フラットレースでの走力アップは好材料。「今後4パーをやっていくうえで非常にプラス」とし「パリ五輪以降のマイルリレーにも貢献できるようにフラットレースでのタイムも上げていきたい」と意欲的だった。