◇パ・リーグ 日本ハム6―3ロッテ(2024年5月10日 エスコンF)

 日本ハムはロッテを下し、連敗を3で止めた。

 打線は2回、先頭のマルティネスがロッテ先発・佐々木の初球156キロ直球を捉え、右翼席に運ぶ4号ソロで先制に成功。4回に先発の3年目右腕・福島がソトの2ランを浴び逆転を許し、5回にも1点を失ったが、直後の6回に打線が奮起した。

 2死二、三塁で松本剛が右への適時打を放ち同点とすると、郡司も右前打で出塁。マルティネスが四球を選んだところで佐々木をマウンドから引きずり下ろした。なおも2死満塁で田宮が3点適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。

 福島は4回1/3を投げ、5安打3失点。今季3試合目で悲願のプロ初勝利はならなかった。その後は救援陣がロッテ打線をシャットアウトした。

 ▼福島 ストライク先行の投球ができなかったのが反省点です。ソト選手のホームランは、カウントを悪くしてフォアボールを出したくない思いから、甘くなってしまいました。そういう状況を自分で作ってしまい力不足です。悪い中でも修正できるピッチャーになれるよう練習します。

 ▼田宮 ソフトバンク戦で悔しい思いをしたので、この1 戦はなんとしても勝とうと思って試合に入った。(決勝タイムリーは)チャンスだったので、ネクストにいたマンチュウ(万波)にも田宮ちゃんお願いって言われたので打ちました。僕は粘ることもできるので、しっかりピッチャーの甘い球が来るように。いいスイングができたかなと思う。チャンスは好きだが、ソフトバンク戦はチャンスで打てなかったので、今日はなんとしても打とうと全集中でした。

 ▼マルティネス (本塁打)ボールを見て集中して打ちました。残念ながら調子が上がらなかったが、北海道に帰って来て北海道のおいしい食べ物を食べて、皆さんの前で気合いが入っていた。