ヤクルトや大リーグなどで活躍した野球解説者の五十嵐亮太氏(44)が、12日放送のTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。3割打者が減少している理由に言及した。

 11日終了時点でセ・リーグはサンタナ(ヤクルト)、細川(中日)、パ・リーグは近藤、柳田、周東(ソフトバンク)、小郷(楽天)と計6人しか3割打者がおらず、司会の石橋貴明が「野球界すごいことなってる。3割打者が両リーグで5人ぐらいしかいない。バッターが力なくなったのか、ピッチャーが良くなったのか」と五十嵐氏に尋ねた。

 五十嵐氏は「投手の力が上がってると思いますね」ときっぱり。「僕らの時代で言うと、投げたいボールとかスピン量の話とか、今は機械で調べられるけど当時は調べられなかったんですよ。バッターがどういうのが苦手とか、全部データ化されてるので再現しやすい」と要因を分析した。

 そして「こういうボールを投げられれば抑えられるって分かってたら再現できますよね」と続け「だから、そうなると投手のレベルが上がって当然。打者がキツくなると思います」と語った。

 そして「だって日本からメジャーに行った投手は皆、結構活躍してるじゃないですか。日本の投手レベル高いと思います」と続けた。