◇交流戦 阪神5−0オリックス(2024年6月13日 京セラD)

 阪神がオリックスに5―0で快勝し、連敗を止めた。

 先発の西勇は18年シーズンまで在籍した古巣との対戦。初回は無死一、二塁のピンチを招くも、3番・廣岡を中飛、4番・西川を遊直に打ち取り、無失点で切り抜けた。以降は、持ち味でもある内外角を丁寧に投げ分けた投球を展開。この日は梅野とバッテリーを組み、今季初の完封勝利を挙げた。

 ヒーローインタビューでは「ほんとにうれしいです。京セラドームで勝てたこともそうですし、前回前々回と自分のエラーで負けてしまったので、何とか長いイニングを投げるように心がけて冷静にマウンドに上がることができました」と喜んだ。

 昨年の日本シリーズ以来となる古巣オリックスとの対戦。「知ってる仲間がいるんで、楽しいマウンドもそうですけど、打たれないように気を引き締めながら投げてました」と振り返り、勝利の要因については「みんなの守備じゃないですか。ピンチでもリズム良く守ってくれましたし、梅野のリードもさえてましたし、それ通りに投げることができたので良かったです」と笑顔を浮かべた。