バレーボール女子の日本に朗報が飛び込んだ。日本バレーボール協会やネーションズリーグの事務局は14日、日本のパリ五輪出場が決まったと発表。6大会連続の夢舞台となる。

 日本協会やネーションズリーグ事務局によると、日本がカナダに大逆転負けした13日の全試合の結果を受け、世界ランクのポイントを計算したところ、17日付の世界ランクで決まるパリ五輪出場権で日本が圏外になることはなくなった。

 X(旧ツイッター)のバレーファンからは「おめでとう」「良かった!」など祝福の声が上がる一方で、複雑な世界ランクの決定システムへの戸惑いの声も。「ランキングが複雑で良く分からん」「今のランキングポイント制?これからも続くのかな?めちゃくちゃややこしい」「仕組みがよくわからない」などの投稿も見られた。

 現行の世界ランクは、ランク上位国と下位国が対戦した場合、ランク差が大きいほど上位国が敗れるとポイントを大きく失い、勝利した下位国は大きく加算できる。セット数でもポイントは上下するため、単純計算が難しいシステムとなっている。

 日本は15日にセルビア、16日に米国と対戦。古賀紗理那主将は日本協会を通じ、「昨日はカナダに負けてしまったが、パリ2024オリンピックの出場権獲得がVNLでの目標だったので、素直に嬉しい。真鍋監督から話があったが、残りの2試合の結果次第で世界ランキングが変わるので、気を引き締めて戦っていきたい。パリオリンピックは厳しい戦いになると思うが、チーム全員で戦うことができるようにいい準備をしていきたい」とコメントしている。