◇米男子ゴルフツアー 全米オープン第2日(2024年6月14日 ノースカロライナ州 パインハースト・リゾート=7543ヤード、パー70)

 50位から出た21年マスターズ覇者の松山英樹(32=LEXUS)が4バーディー、ボギーなしでこの日ベストの66をマークし、通算2アンダーの8位に浮上した。通算5アンダーで首位に立つルドビグ・オーベリ(24=スウェーデン)とは3打差となっている。

 松山が猛チャージを見せた。この日ベストスコアとなるボギーなしの66で4つスコアを伸ばし、初日50位の出遅れから8位に浮上。「ボギーを打ちそうなところはたくさんあったが、ボギーなしで回れたのは凄くうれしい。ショートゲームが良かった」と納得の表情だった。

 前半で1つ伸ばして迎えたアウトのバックナインで圧巻の3連続バーディー。3番パー4で第2打を約2・5メートルにピタリと寄せると、続く4番では5メートルをねじ込む。パー5の5番では3メートルを沈め「いいパットが入ってくれた」と振り返った。

 首位と3打差の好位置で迎える週末の36ホール。「週末に少しでもショットが上向いてくれれば」と語った。