卓球の「ITTFワールドカップ2024」のグループステージが17日に行われ、平野美宇(木下グループ)はユエン・ジアナン(フランス)と対戦。3−1で勝利した。

■初戦は2度の“11−0”

初陣では2度の“11−0”を完成させるなど圧勝した平野が2戦目に挑んだ。

第1ゲームは平野がバックハンドを中心としたラリーで強さを発揮。巻き込みサービスで相手の攻撃を封じ、11−7で先手を取る。

第2ゲームはユエン・ジアナンに平野が苦戦する場面が見られる。9−9で先にゲームポイントを握られたなか、平野が追いつくも最後は10ー12でゲームを奪われる。

第3ゲームは平野が鋭い反応を見せるなど持ち直し、5−2でリードしたところで相手のタイムアウトを引き出す。そのまま相手を押し込み11−4で王手をかける。

第4ゲームも平野のペースは変わらず。サーブ、レシーブが冴え、11−3で勝利。合計3−1でグループステージ2勝目を挙げた。

2連勝した平野は決勝トーナメント進出を決めた。