国際卓球連盟(ITTF)は23日、2024年第17週の世界ランキングを発表。張本美和(木下グループ)が4つ順位を上げて8位に入り、自身初のトップ10入りを果たした。

■史上最年少でW杯銅メダル

張本美はマカオで行われた「ITTFワールドカップ2024」で史上最年少で銅メダルを獲得。決勝トーナメント1回戦では世界3位の王芸迪を4−1で下すと準決勝の王曼昱戦でも敗れたもののの2ゲームを奪うなど、世界トップの中国人選手と互角に打ち合った。

日本勢では伊藤美誠(スターツ)と入れ替わり、早田ひな(日本生命)の6位に続き2番手に浮上した張本美の躍進に中国メディアも反応。『捜狐』は「注目すべきはトップ10にミワ・ハリモトというニューフェイスが登場したことだ」とつづり、「W杯ではその強さと成績で目を引く活躍を見せた」と評価を与えている。

2023年から大きく飛躍を果たし、2月にはパリ五輪の3番手メンバーに選出。15歳で卓球界を席巻するニュースターの活躍には引き続き期待が集まる。