メジャーリーグ機構(MLB)は3日(日本時間4日)、3、4月の月間最優秀新人選手を発表し、カブス今永昇太投手が受賞した。

■鈴木誠也以来の快挙

今永は3、4月に5試合に登板し4勝0敗、防御率0.98と圧巻の成績。日本人選手では2022年4月に同僚の鈴木誠也外野手が受賞して以来、8人目の快挙を成し遂げた。

今永は5月に入ってからも1日(同2日)のメッツ戦で7回3安打7奪三振無失点で5勝目を挙げるなど、その勢いは留まることをしらない。

米データ会社の『Codify』も今永のスタッツに注目し、MLBで最初の6試合での防御率0.78はドジャースなどで活躍したフェルナンド・バレンズエラ氏の0.33に続くものと紹介。また、「このクレイジーな野球の統計はなんだ?」と今永がここまでわずか与四球が4つで勝利数よりも少ないことに言及している。

メジャー史に残るスタートを切った今永。シーズンを通してどのような活躍を見せるのか引き続き期待は高まる。