アサヒ飲料は24日、イオンモール川口(埼玉県川口市)で「三ツ矢の日」(3月28日)を記念した店頭イベントを開催し、米女太一社長や同社社員が店頭に立った。今年の「三ツ矢の日」イベントの実施店舗数は1143店、社員の参加人数は1060人で過去最高だったという。

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会場では試飲の実施や子どもたちに風船のプレゼントを行ったほか、三ツ矢のオリジナルグッズが当たる抽選会も行った。

米女社長は、三ツ矢ブランドについて、「1〜2月累計の販売数量は112%と順調に推移している。今年の“三ツ矢の日”の店頭イベントには、さまざまな部門の社員から応募があり、過去最高の規模になった。これをきっかけに、より大きく“三ツ矢”ブランドを成長させたい」と話した。

アサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」は、1884年に兵庫県多田村平野(現在の兵庫県川西市)から湧き出た炭酸水をびんに詰め、「平野水」として製造されたのがルーツ。今年は「三ツ矢」生誕140周年の年であることから、商品ラインアップを拡充するとともに、テレビやWEBでのCM展開、店頭活動や工場など含めて全社を挙げて発信強化に取り組んでいる。