高知県内の中山間地域が活力を取り戻す指針となる「中山間地域再興ビジョン」について話し合う会議が県庁で開かれました。

浜田知事:「中山間地域の振興が、人口減少対策の中でも特に先行的に重点的に取り組むべき課題だと考えています」

県は2024年3月に中山間地域の目指す10年後の姿を実現させるための施策などをとりまとめた「中山間地域再興ビジョン」を策定。

きょう5月22日、県庁で1回目の本部会議が開かれました。ビジョンには「若者を増やす」「くらしを支える」など4つの政策を柱に掲げていて、今年度から4年間の行動計画案を提示しています。

具体的には「県外からの年間移住者数3000人以上」や「空き家の掘り起こし件数年間1590件」など目標値などが盛り込まれていて、きょうは各部局が課題や取り組みの進め方について説明しました。

次回の本部会議は2025年1月に開かれる予定です。