冬の間、通行止めになっている宮城県と山形県を結ぶ山岳道路、蔵王エコーラインで、4月の開通に向けて19日から除雪作業が始まりました。

蔵王エコーラインにある標高およそ1100メートルのすみかわゲート付近では、県から委託を受けている管理会社の社員らが、ブルドーザーなど6台を使い道路に積もった雪を取り除いていきました。

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管理会社によりますと今年は去年に比べて1メートルほど雪が少ないものの、最も積もっている標高1450メートル付近ではおよそ8メートルの積雪があるということです。

除雪作業する佐藤技建 坂口昇土木課長:
「1、2月暖冬で雪が少な目ではありましたが、3月になって雪が降った。これから蔵王の雪の壁などができるので、それを楽しみに来ていただけたら」

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蔵王エコーラインでは、県境の山形県上山市までの8.6キロの区間を対象におよそ1ヶ月間除雪作業が続きます。

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その後、ガードレールの取り付けなどを行い4月26日午前11時に開通する予定です。