去年7月、学校の敷地内に軽トラックが侵入し児童3人がはねられる事件が起きた宮城県栗原市の小学校で12日、通学路の安全点検が行われました。

若柳小学校の教職員:
「(事件後の)3月にステンレスのポールを付けてもらった」

TBC

通学路の安全点検が行われたのは、栗原市の若柳小学校です。この小学校では去年7月、敷地内に軽トラックが侵入し、児童3人がはねられてけがをする事件が起きました。

TBC

参加者:
「車は入れないが、人は立ち入ることが簡単にできるので、もう少しここの柵を越えられないような柵にするか」

TBC

安全点検では警察官や教職員らおよそ20人が、事件後、市が校舎の出入口に設置した車の侵入を防ぐポールの状況やフェンスなどの状態を確認しました。

若柳警察署 安部裕樹交通課長:
「交通安全はもちろん防犯、防災の観点からもさまざまな視点で通学路や子どもたちの安全を守るために点検したいと考えて行った」

若柳警察署 安部裕樹交通課長

警察では、今後も市や学校と連携しながら小・中学校の通学路を点検し、安全対策を講じることにしています。