宮城県丸森町で春の味覚、タケノコが今シーズン初めて出荷されました。

丸森町耕野で開かれた今シーズン初となるタケノコの出荷式には、生産者や町の職員などおよそ20人が参加しました。

丸森町のタケノコは福島原発事故による放射性物質の影響で出荷制限が続きましたが、2022年度からは8つある地区すべてで全量検査を条件に出荷制限が解除されています。きょうの検査でも放射性物質は検出されませんでした。

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組合によると今年は3月に気温の低い日が続き、生育が1週間ほど遅れましたが質は例年並みということです。

耕野たけのこ生産組合 谷津吉宗組合長:
「大変喜ばしい思いでいっぱいです。(今年は)大豊作になると思いますので、ぜひ皆さん足を運んで(欲しい)」

耕野たけのこ生産組合 谷津吉宗組合長

耕野地区では去年、33トンの収穫に留まりましたが、今年は60トンの収穫を目指しています。

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出荷されたタケノコは町内の農産物直売所などで販売されます。