この問題は4月25日、仙台市や岩沼市、山元町などの一部の小中学校で給食の時間に東北森永乳業の牛乳を飲んだ児童と生徒が腹痛や下痢などの症状を訴えたものです。5月1日tbcが各自治体に確認したところ、体調不良は、4月30日時点の762人から更に増え820人となっています。また、丸森町でも3人が体調不良を訴えていたことがわかり、自治体の数は9つとなっています。

東北森永乳業は、保管しているサンプルなどを調査していますが、「現段階で問題は見つかっていない」と説明していて原因は依然としてわかっていません。宮城県内の各自治体では、安全が確認されるまで東北森永乳業の牛乳の提供を停止することにしています。