立憲民主党の野田元総理は党が置かれている現在の状況について、政権を獲得する「千載一遇のチャンス」だと述べました。

立憲民主党 野田佳彦 元総理
「今の政権に対する批判とか絶望が強くなって、もう一回頑張ってみろよと、我々だけではありませんが、その他の野党も含めてという空気になってきてるんではないかと思います」

14日、TBSのCS番組に出演した立憲民主党の野田元総理は、世論調査で政権交代に期待する声が増えていることなどを踏まえ、今の状況は政権を獲得する「10数年に1回の千載一遇のチャンス」だと述べました。

また、野田氏は9月に予定される立憲民主党の代表選挙への出馬を期待する声があがっていることについて、「自分がトップになるとか関係なく、政権交代のために自分で出来ることは何でもやりたい」との考えを示しました。

一方、政権交代後に総理と党の代表を別の人物が務める「総代分離」については、「有権者にとってわかりやすいのは、党の代表が総理を務めることだ」と否定的な見方を示しています。