アメリカのバイデン大統領に対して、選挙戦からの“撤退論”も浮上する中、ジル夫人ら家族が、バイデン氏に選挙戦の継続を求めたと報じられました。

先週行われたテレビ討論会でバイデン大統領の高齢不安が高まったことで、民主党内では大統領選からの“撤退論”も浮上しています。

こうした中、ニューヨーク・タイムズなど複数のアメリカメディアは、バイデン氏に対して、ジル夫人や次男ハンター氏ら家族が選挙戦を継続するよう訴えたと報じました。

一家は週末、大統領専用の山荘キャンプ・デービッドに滞在していました。バイデン氏は、出処進退など重要な政治判断を行う際に家族の助言を重視するといわれています。

バイデン氏は1日、報道陣から選挙戦の継続について問われましたが、何も答えていません。