初戦突破を果たした西岡良仁
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのサルデーニャ・オープン(イタリア/カリアリ、クレー、ATPチャレンジャー)は30日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク78位の西岡良仁が同106位のJP・ヴァリジャス(ペルー)を6-2, 6-4のストレートで破り、初戦突破を果たした。

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28歳の西岡は現在行われているムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)に出場するも1回戦でF・オジェ アリアシム(カナダ)に逆転で敗れ初戦敗退。2月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)以降、ツアー大会本戦での白星から遠ざかっている。

今季初のチャレンジャー大会となったこの日の第1セット、西岡は第2ゲームで先にブレークに成功。第3・第5ゲームでは計3度のブレークポイントを握られるも粘りのプレーでミスを誘いブレークを許さず。

その後もサービスキープを続けると第8ゲーム、セットポイントとなるブレークチャンスを1度掴むと最後はフォアハンドウィナーを沈めブレークに成功して先行する。

続く第2セット、サービスキープが続くも第7ゲーム、ミスからブレークポイントを握られ、ラケットを投げるなど苛立ちを見せる西岡は最後も自身のミスショットからブレークを許す。

それでも直後の第8ゲーム、鋭いショットからブレークバックのチャンスを掴むと最後はリターンでヴァリアスを崩し、すぐさまイーブンに戻す。そして第10ゲーム、40-0としマッチポイントとなるブレークチャンスを握ると最後はヴァリジャスのボールがアウトとなりブレークに成功して1時間40分で勝利した。

勝利した西岡は2回戦で第7シードのN・ボルジェス(ポルトガル)とワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク221位のF・マストレッリ(イタリア)のどちらかと対戦する。

なお、今大会の本戦には西岡のほかに世界ランク85位のダニエル太郎がストレートインしており、1回戦で同107位のC・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)と顔を合わせる。さらに同日に行われた予選決勝で勝利した同163位の望月慎太郎も本戦入りした。


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