マドリッドOP初8強入り決めたメドベージェフ
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28歳のメドベージェフは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と先月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で準優勝。クレー初戦となった今月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)では3回戦で敗れた。
それでも今大会、初戦となる2回戦で世界ランク36位のM・アルナルディ(イタリア)、3回戦で第25シードのS・コルダ(アメリカ)を下し2年連続3度目の16強入りを決めた。
ブブリクと顔を合わせた4回戦の第1セット、メドベージェフは第4ゲームで1度のブレークチャンスを活かせず直後の第5ゲームでブレークを許す。それでも第6ゲームでブレークバックに成功するとその後はサービスキープを続けタイブレークに突入。開始から6ポイントを連取したメドベージェフは4度目のセットポイントをものにし先行する。
続く第2セット、開始から2度のブレークを奪ったメドベージェフはゲームカウント5-1と大きくリード。ブブリクに第8ゲームで1度ブレークバックされるも反撃を許さず、1時間44分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにメドベージェフのコメントを掲載し「厳しい試合だった。(ブブリクの)ドロップショットが多くて最後は疲れてしまった。そうなると集中力が切れてプレーの質が少し悪くなるんだ。そういうこともあったけど、試合後、彼は自分も疲れたと言っていた。少なくとも僕だけじゃなかったと思ったよ」と語った。
「全体的にはいいレベルだったと思う。いいポイントもあったし、いいサーブもあれば悪いサーブもあった。だから、アップダウンはあったけど、最終的に安定して勝てたのはよかったと思う」
これによりメドベージェフは全ての「ATPマスターズ1000」大会で8強入りしたことに。現役選手ではN・ジョコビッチ(セルビア)、R・ナダル(スペイン)、A・マレー(イギリス)、G・モンフィス(フランス)、M・チリッチ(クロアチア)、D・ティーム(オーストリア)、S・チチパス(ギリシャ)、A・ズベレフ(ドイツ)、G・ディミトロフ(ブルガリア)に次ぐ10選手目となった。
勝利したメドベージェフは準々決勝でプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)で出場する元世界ランク1位のナダルと第30シードのJ・レヘチカ(チェコ)のどちらかと対戦する。
同日には第7シードのA・ルブレフが8強に駒を進めた。
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