現地1日、スペイン/マドリードで開催されているムチュア・マドリード・オープンで女子シングルス準々決勝が行われ、第4シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)がユリア・プティンツェワ(カザフスタン)を4-6,7-6(4),7-5で下し、準決勝進出を決めた。

セットを先取されたリバキナは第2、第3セットでブレークを先行されるも粘り、2度握られたマッチポイントを退けると、2時間48分で勝利した。

ポルシェ・テニス・グランプリでタイトルを獲得したリバキナは、現在8連勝中と絶好調。今季30勝4敗を記録している。

リバキナはクレーの大会で16連勝中で、同サーフェスで最後に黒星を喫したのは、昨年のムチュア・マドリード・オープン2回戦のアンナ・カリンスカヤ(ロシア)戦だ。その後はBNLイタリア国際で優勝。全仏オープンでは3回戦まで勝ち進んだが、体調不良により試合前に棄権した。

リバキナとプティンツェワは過去に2度、2020年のBNLイタリア国際と2021年のBNPパリバ・オープンで対戦し、いずれもプティンツェワが勝利。リバキナは今試合で初めてプティンツェワに勝利した。リバキナが準決勝に進出するのは今季6度目。また、WTA1000以上の大会で4強入りするのは9度目となる。

一方、プティンツェワのWTA1000以上の大会の準々決勝の成績は0勝7敗と、1度もベスト4入りしたことがない。

リバキナは準決勝で、ミラ・アンドレーワ(ロシア)を6-1,6-4で下した第2シードのアリナ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。