ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が現地5日、来年アルゼンチンで開催される大会で引退する意向であることをSNSに投稿した。

ATPによると、シュワルツマンは「最後の大会は自分で決めたい。2024年が、僕が最も楽しめる大会に出場する機会を得られる年になることを願っている。そして2025年にアルゼンチンで最後の時を迎えるのが、僕が想像できる最も美しい終わり方だ」と綴った。

アルゼンチンのスター選手であるシュワルツマンは、レジェンドのラファエル・ナダル(スペイン)、アンディ・マレー(イギリス)、ドミニク・ティエム(オーストリア)に勝利した実績を持ち、PIF ATPランキングで最高8位までのぼりつめた。

シュワルツマンは「想像もしていなかったような瞬間がたくさんあった。夢にも思わなかった逸話がたくさんあった。多くの人々が僕の成長を助けてくれ、多くを教えてくれ、僕を自他ともに想像できなかったほど良い選手、良い人間にしてくれた。コートでも、トレーニングの時も、戦いの場でも、どの瞬間も本当に幸せだった。そのような激しさと共に生きてきたが、今はそれを維持するのが難しくなっている」と語った。

31歳のシュワルツマンは、ATPツアーで4タイトルを獲得。キャリア最大の勝利は2018年のATP500リオ・オープン優勝だ。また、2020年にロンドンのO2アリーナで開催された名誉あるNitto ATPファイナルズに出場した。

(コメント引用元:https://www.atptour.com/en/news/schwartzman-retirement-announcement-may-2024)