現地時間4月16日(日本時間17日)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地スムージー・キング・センターでニューオリンズ・ペリカンズとのプレーイン・トーナメントに挑んだ。

 この試合に勝利したチームがウエスタン・カンファレンスの第7シードの座を手にする一戦。2日前のレギュラーシーズン最終戦でペリカンズに勝利しているレイカーズは、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、八村塁、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、対するペリカンズはCJ・マッカラム、ハーバート・ジョーンズ、ブランドン・イングラム、ザイオン・ウィリアムソン、ヨナス・ヴァランチュナスが先発を務めた。

 第1クォーター、レイカーズはラッセルが13得点の好スタートを切るも、他の選手のショットがなかなか決まらず、ディフェンスではザイオンに10得点、6リバウンドを許して26−34で終了。

 第2クォーター開始早々、ザイオンのショットで10点のビハインドを背負ったレイカーズだったが、ゲイブ・ヴィンセントの3ポイントを皮切りに、速攻からレブロンとジャクソン・ヘイズの連続ダンク、ラッセルのフェイダウェイ、トーリアン・プリンスの3ポイントと12−0のランで一気に逆転に成功する。波に乗るチームはヴィンセントと八村も3ポイントを決めてリードを拡大。このクォーターを34−16と圧倒したレイカーズは、60−50と10点差をつけて後半戦へ。
  レイカーズは第3クォーター序盤にリーブスの3ポイントで点差を広げると、残り7分17秒には八村がこの日2本目の3ポイントを沈める。さらに6分21秒にはレイアップで加点してリードは18点に。好調の八村は残り1分43秒にもドライブからレイアップを決めたが、レイカーズは終盤にペリカンズに連続得点を許し、83−76と点差を詰められて最終クォーターへ。

 勝負の第4クォーター、ヴィンセントの3ポイントプレー、ラッセルの3ポイントで再び2桁リードを奪う。だがザイオンのレイアップ、トレイ・マーフィー三世とホセ・アルバラードの連続3ポイント、残り3分53秒はにザイオンのアリウープで同点に追いつかれる。

 その後は一進一退の展開が続いたが、残り3分にザイオンが故障でロッカーに下がると、同点で迎えた残り1分半からレイカーズはデイビスのアリウープ、残り50秒には右コーナーからラッセルが値千金の3ポイントをヒット。終盤にはデイビスとリーブスが確実にフリースローを2本決めて110−106で勝利。2年連続でウエスト第7シードの座を手にした。

 接戦を制したレイカーズはレブロンが23得点、9リバウンド、9アシスト、3スティール、2ブロック、デイビスが20得点、15リバウンド、3ブロック、ラッセルが21得点、6アシスト。リーブスが16得点、5リバウンド、6アシスト、ヴィンセントが9得点をマーク。

 八村は32分間の出場で13得点、1リバウンド、1アシスト、1スティール、フィールドゴール成功率83.3%(5/6)、3ポイント成功率100%(2/2)、フリースロー成功率50.0%(1/2)で勝利に貢献した。

 レイカーズはプレーオフで1回戦で昨季王者のデンバー・ナゲッツと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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