米経済紙『Wall Street Journal』が4月17日に、大谷翔平がハワイ島にあるマウナケア・リゾートの土地を購入すると報じた。34エーカー(約13万7593平方メートル)の未完成地、ハプナ・エステートの土地を最初に購入するのが大谷で、この話題はいまでも米メディアを賑わせている。
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 『New York Post』紙や『Sports Illustrated』誌、ロサンゼルス・ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』や『Inside the Dodgers』のほか、建築専門メディアの『Architectural Digest』、ハワイメディア『Hawaii News Now』など、数々の媒体が取り上げるほど大きな反響があった。

 4月30日には、米カリフォルニアやハワイの話題を伝えるニュースメディア『SFGATE』が、あらためて大谷がハワイの不動産を購入した話題を記事化。「大谷は約18か月前、まだロサンゼルス・エンジェルスの選手だった時に現地を訪れ、自らの土地を選択。マウナケア・リゾートの敷地内にあるゲート付きコミュニティー“ザ・ビスタ”と呼ばれる新しい高級コミュニティーに最初に住居を構える」と伝えた一方、大谷が支払った金額の情報が錯綜していると報じた。
 「ハワイ島の新たな開発プロジェクトは、世界最大のスポーツスターのひとりを広告塔に起用し、購入希望者の関心を集めようとしている。開発業者は大谷に最初に敷地の選択権を与え、大谷の名前と画像、肖像権を取引した。開発業者のサイトには各住宅の開始価格が1700万ドルと記載されているが、自由に購入できる価格が設定されている。大谷がいくら支払ったのか、またはいくら支払うのかは情報が錯綜している。『Hawaii News Now』は1700万ドル(約27億円)以上と報じたが、『Wall Street Journal』はいくらで買ったのかは不明と書いた」

『New York Post』紙は、「ハプナ・エステートの選りすぐりの立地は、1600万ドル(約25億円)から2000万ドル(約32億円)と驚愕の値札が付けられている」と報じている。『SFGATE』は、「大谷はロサンゼルスに自宅を借り、東京にも不動産を所有しているが、ハワイの自宅が完成すれば、オフシーズンはハワイで過ごす予定だ」と伝えた。

 ハワイ島北部に位置するマウナケア・リゾートは、1965年にオープンしたビッグアイランド最初のリゾート。ふたつのチャンピオンシップ・ゴルフコース、プライベートビーチ、コミュニティーメンバー向けの高級レストランを含む高級宿泊施設が備わっている。

構成●THE DIGEST編集部

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