現地5月1日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でアリゾナ・ダイヤモンドバックスと対戦して8対0で勝利。先発した山本由伸は6回94球を投げて、被安打はわずかに5、5つの三振を奪うなど好投して3勝目を挙げた。
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 山本は危なげない投球を披露した。初回、先頭のジェイク・マッカーシーを四球で歩かせたが、2番のルルデス・グリエルJr.を併殺に仕留める。3番のケテル・マーテイに二塁打を許したが、4番のクリスチャン・ウォーカーを一飛に抑えた。2回以降も安定した投球で、安打を打たれても後続をしっかりと打ち取っている。

 6回には2死一、二塁とこの試合初めて2人の走者を出したものの6番エウヘニオ・スアレスを三ゴロに打ち取って降板。前日(現地4月30日)の一戦で、2本のアーチを放ったウォーカーを3打数無安打と完璧に封じた山本は、ダイヤモンドバックス打線を5安打に抑えて3勝目を手にし、防御率は2.91とした。

 この山本の好投に米メディアが反応。放送局『CBS Sports』は、「3億2500万ドル(約462億円)のルーキーが連続無失点イニングを15に伸ばす。MLB7度目の先発で、4度目の無失点を記録した」と伝えた。
  好投した理由として同メディアは、「ダイヤモンドバックスを相手にヤマモトは、13回のスイングストライクを記録。注目すべきは、速球のスピードがシーズン平均と比較して、95.3マイル(約153.3キロ)から95.9マイル(154.3キロ)へと、0.6マイルも上昇したことだ」と、山本のスピードを挙げている。

「MLB初先発となった韓国・ソウルでのサンディエゴ・パドレス戦で、ヤマモトは1回5失点で負け投手となった。しかし、2戦目以降に限れば、33イニングを投げて防御率1.64。MLBの異なるボール、スケジュール、対戦相手に対して、十分に適応したことを示している」

 山本は現地4月25日のワシントン・ナショナルズ戦に続いて、敵地で連続勝利。初白星のカブス戦も敵地だった。次は本拠地ドジャー・スタジアムでの初勝利を期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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