石橋貴明が、アメリカの地で開幕直前のメジャーリーグベースボール(以下、MLB)のキャンプや練習試合に実際に足を運び、現役日本人メジャーリーグ選手や元プロ野球選手などの豪華メンバーに直撃したインタビューを公開する、ABEMAオリジナルバラエティ番組「緊急渡米!石橋貴明のベースボールのおかげです。」の最終回の#5が、ABEMA SPECIALチャンネルにて4月25日に放送された。

■ロサンゼルス・ドジャースのキャンプ地で

本放送回では、石橋がロサンゼルス・ドジャースのキャンプ地を取材した。大谷翔平選手と山本由伸投手を撮影するために集まった大勢の報道陣の姿が目に入ると、石橋は「『ぜんぜん撮れない』というウワサです。昨日の大谷選手はずっと室内練習場にいて、10分だけチラッと姿を見ることができたらしい。苦戦必至です」と苦笑いする。そんななかでも、ムーキー・ベッツ選手、フレディ・フリーマン選手、そして大谷選手の“MVP3人衆”との接触に挑む。

まずは投手陣が練習をスタートし、2024年の開幕投手を務めたタイラー・グラスノー投手がブルペンに入ると、石橋は「球がスゲェ速い!」と大興奮する。

そして、山本投手がグラウンドを走りぬける姿を目撃した石橋は、「もうメジャーリーガーだよ! カッケェ〜」と感動しながらも、「日本のメディアに捕まりたくないって感じで走ってたね(笑)」と残念そうな表情を浮かべる。気を落としたのも束の間、石橋の近くに山本投手が再び現れ、あいさつを交わし、石橋が「メジャーはどうですか?」と問いかけると、山本投手は「良い感じです」とにこやかに答えた。

そして、野手陣が姿を見せると、MVP3人衆のひとりであるベッツ選手が、石橋の目の前に登場し、「ムーキー!」と声をかけると、ベッツ選手は笑顔で歩み寄る。石橋が「今年、ワールドチャンピオンね!」と激励すると、ベッツ選手は「そう願っているよ」と誓っていた。取材をほとんど受けないことで有名なベッツ選手と、石橋がみごとコンタクト成功した理由は、2年前に面識があったからで、石橋は「ムーキーはやさしくて、良い人! メディアでほとんどしゃべってくれないけど、俺にはしゃべってくれる! うれしい」と大喜びした。

■「スゲェ〜!」

その後、フリーマン選手とはニアミスしてしまうが、大谷選手の姿を待つ。なかなか姿を見せず、取材をあきらめかけたその時、見物客から「ショーヘイ!」という大歓声があり、待ちこがれていた大谷選手の登場に、石橋は「ドジャースのユニフォーム姿を初めて見た。ブルー、カッコイイですね」と感激する。

さらには石橋の5メートル先で大谷選手が練習に取り組むと、その姿を熱心に見学する。“練習中の選手には声をかけない”という、野球人ならではの流儀を貫いた石橋は、大谷選手と直接コンタクトはできなかったものの、実戦形式の打撃練習で柵越えする大飛球を目撃し、「スゲェ〜!」と大興奮する。さらに「どこでも放りこんじゃうよね。見られて良かった」と満足気な表情を浮かべていた。

続けて石橋は、「取材規制がきびしくて、みんなお手上げのなか、山本投手、ベッツ選手と少し話せた。これが目一杯でしょう」とドジャースでの取材を締めくくった。