5月4日は「スター・ウォーズの日」。1977年に全米映画公開されて以来、世界中で愛されてきた「スター・ウォーズ」シリーズ。有名なセリフ「May the Force be with you.(フォースと共にあらんことを。)」の“May the Force”と“May the 4th(5月4日)”をかけて、5月4日は、世界中のファンが「スター・ウォーズ」の文化を祝い、作品を楽しむ日として定着した。ゴールデンウイークに入り、各地で「スター・ウォーズの日」に向けていろんなイベントが開催され、盛り上がりを見せている。神奈川・みなとみらいも「STAR WARS DAY YOKOHAMA MINATOMIRAI 2024」と銘打ち、4月26日から5月6日(月・祝)の期間、ランドマークプラザ、MARK IS みなとみらい、スカイビルなどの施設でスター・ウォーズ関連のイベントや展示が展開されており、連日エリア全体が熱気にあふれ、にぎわっている。そこで、GWの真っただ中、5月1日にランドマークプラザを訪れ、展示やイベントの様子を見に行ってみた。

■ジェダイ・マスターの“ヨーダ”がお出迎え

JR桜木町駅からランドマークプラザに向かうと動く歩道が、「キャラクターウォークストリート」として、「スター・ウォーズ」のキャラクターたちの装飾で目を楽しませてくれる。そして、ランドマークプラザの中に入ると、3階の「風の灯台」でジェダイ・マスターの“ヨーダ”がお出迎え。動く歩道方面から来ると、すぐに目に入るので、この日もヨーダを正面から撮影するための列ができていた。

ヨーダのスタチューの奥にある階段を降り、2階に行くと壁に「スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)」と6月5日(水)からディズニープラスで独占配信される新ドラマシリーズ「スター・ウォーズ:アコライト」のポスターパネルが展示されている。「エピソード1」は劇場公開25周年を記念して、5月3日(金・祝)から6日(月・祝)までの4日間限定で、全国25の劇場にて初の4Kでの特別上映。「アコライト」は「エピソード1」の約100年前のジェダイ黄金期が舞台となっている作品ということで、壮大な「スター・ウォーズ」サーガの黎明期を描いた2作となっており、ここもフォトスポットとなっている。横に立ってみると背丈よりも高く、ポスターの上部は2mくらいの高さがあって迫力も満点だ。

さらに階段を降りて1階へ。吹き抜けの「サカタのタネ ガーデンスクエア」は、4月26日に「スター・ウォーズ」シリーズでユアン・マクレガー演じるオビ=ワン・ケノービの日本語吹替版声優・森川智之と「スター・ウォーズ」大好き芸人のミキ(昴生、亜生)が出席したオープニングセレモニーイベントが行われた場所。ここでは「スター・ウォーズ」歴代シリーズの名シーンを、大型ビジョンでの迫力の映像と臨場感のある音楽と共に楽しむことができる。

■ストームトルーパーとBB-8に会える!

映像が放映されているのは朝7時から深夜0時まで。昼3時から夜11時までの毎時0分と30分には「スター・ウォーズ」の世界をより味わえるライティングを駆使した特別演出がある。オープニングイベントで、ダース・ベイダー、ストームトルーパー(2体)、R2-D2も登場したが、イベント期間中、ストームトルーパーとBB-8に会うことができる。その展示の奥の方の壁に、「エピソード1」から「エピソード9」までの映画9作品のポスターが展示されている。

ランドマークプラザ1階の「フェスティバルスクエア」には、4月27日から5月6日(月・祝)までの期間限定で「STAR WARS POP UP STORE」がオープン。キャラクターのフィギュアをはじめ、Tシャツ、靴下、キャップ、リュック、ポストカード、マグカップ、スマホケース、CD、アクリルスタンド、ステーショナリー、そしてライトセーバーまで、豊富な種類のグッズが販売されている。どれも人気で品切れになっているグッズもあるが、GW後半に向けて入荷の予定もあるようだ。

いよいよGWも後半。みなとみらいエリアを散策しながら「スター・ウォーズ」の世界を堪能するのも悪くないのでは?

なお「スター・ウォーズ」シリーズ過去作はディズニープラスで配信中。

◆取材・文=田中隆信