4月12日に公開された映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」のメガヒット公開記念に、aikoが歌う主題歌「相思相愛」にのせて、本編の見どころシーンを多数使用した「主題歌スペシャルコラボムービー」が公開された。

■前作の興行収入を超えるような快進撃を続ける「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」

映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」は、公開22日間(5月3日時点)で早くも観客動員数732万人を超え、前作「黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」に続き、2作連続100億円を突破するなど、邦画のシリーズアニメとして史上初となる快挙を達成した。

さらに、公開から26日経った5月7日には、観客動員数850万人、興行収入121億円も突破し、歴代最高記録となる2023年の138.8億円超えにも迫る快進撃を続けている。

■キャラクター各々の“近づきそうで近づききれない”シーンがたっぷり

映画公開当初から、「(劇中の)主題歌が入るタイミングが絶妙すぎる…」との声が相次いでいた主題歌「相思相愛」。ラブソングの名手・aikoが手がけた本楽曲の歌詞が、平次と和葉のもどかしい恋の行方のみならず、もう一人のメインキャラクター・怪盗キッドにも通じるものがあるのでは…と、ファンの間でも話題を呼んだ。

そんな楽曲を使用した「主題歌スペシャルコラボムービー」は、aikoの優しい歌い出しで、ついに和葉への告白を決意した平次が約束を取り付けるシーンからスタート。

その後も、和葉に一目惚れした聖というライバルの出現に敵意むき出しの平次や、ロンドンのビックベンで無事に恋人同士になったものの、物理的な距離は開いたままのコナン(新一)と蘭、父親である中森警部が撃たれ、病院に駆け付けた青子と、それを幼馴染として見守りながらも正体を明かすことのできない快斗(怪盗キッド)など、“近づきそうで近づききれない関係性”と各々の切なさが伝わってくるシーンが次々に流れる。

さらに、精巧に描写された函館の街並みの中、ロープウェイの上をスケボーでダイナミックに滑走するコナンや、セスナ機の上で緊迫した表情で向かい合う平次と聖、五稜郭で派手な殺陣を披露する沖田と鬼丸など、初解禁のキャラクターも登場するアクションシーンも盛りだくさんだ。

また、クールな印象の強い怪盗キッドが、本作で今までにないほど様々な表情を見せることも注目を集めたが、ラストシーンで、空を飛びながら優しい表情で青子との電話をきった後、手に持った手袋をシリアスな眼差しで見つめる表情の変化といった、本編ではエンドロールに流れる貴重なシーンも映し出されている。

美しいメロディにどこか切なさを感じる歌詞と、キャラクターたちの想いが交錯するエモーショナルな映像など、初解禁カットが満載なスペシャルムービーに仕上がった。