チームのために体を張り続けてきた

マンチェスター・シティと激しいプレミアリーグ優勝争いを繰り広げるアーセナル。ここまで安定して勝ち点を稼げている理由の1つに、守備の完成度が挙げられる。

ここまでアーセナルはプレミア最少の28失点にまとめており、大きく崩れることが少ない。その鉄壁の守備を支えるのがウィリアム・サリバ&ガブリエウ・マガリャンイスのセンターバックコンビで、このコンビは今のアーセナルに欠かせない。

実力はもちろんだが、体の強さも魅力の1つだろう。特にサリバは今季36試合全てにフル出場しており、1分も休んでいない3240分のフル稼働だ。今季はチャンピオンズリーグの戦いもあったため、それも合わせるとプレイタイムは4322分を数える。この強さは絶賛されるべきだろう。

サリバも現在のチーム力には自信を持っているようで、チーム全体で攻守に良いプレイが出来ていると手応えを口にしている。

「もう一人、ウルブスの(マックス)キルマンが毎分プレイしていたよね。どの試合もプレイできることをとても誇りに思っているよ。チームではクリーンシートを達成するために僕をカバーしてくれる良いチームメイトがいるし、僕たちは攻撃もできる信じられないほどのチームだ。最高の攻撃力と最高の守備力を持っていると思うよ」

チームに必要なのはプレミアリーグのタイトルだけだ。今季のパフォーマンスは満点に近いはずで、プレミア制覇へアーセナルは残り2試合に勝つしかない。