ここ最近は評価を上げる

日本代表MF鎌田大地についてラツィオのスポーツ・ディレクター(SD)であるアンジェロ・マリアーノ・ファビアーニ氏がラジオ『Radiosei』のインタビューで語ったようだ。伊『La Gazzetta dello Sport』が伝えている。

昨夏にフランクフルトを退団後、ラツィオに加入した鎌田。契約は1年となっており、今シーズン終了後の去就は大きな注目を集めていた。なかなか期待されていたパフォーマンスを残せないシーズンを送っていたが、最近は再び評価を上げ始めている。

現在は7戦連続でスタメン出場を果たしており、パフォーマンスの出来も上々だ。少しずつ信頼を回復し、本来の姿を見せている鎌田についてファビアーニSDは「現在のところ、鎌田は100%ラツィオに残るだろう。運命は彼の手の中にある。側近と最後に話したところでは、鎌田はここにいることをとても喜んでいるようだ」と語り、現段階では残留の可能性が高いことを示唆した。

一方で、同氏は「状況はいつでも変わる可能性がある」ともインタビューの中で話しており、鎌田の去就が決まっているわけではないことも語っている。

今シーズンは苦戦する時期が長かった鎌田だが、再びスタメンの座を勝ち取り、ここまで公式戦36試合に出場し1ゴール2アシストをマークしている。輝きを取り戻しつつある鎌田は来シーズンもラツィオでプレイすることはできるのか。