縄文時代中期の約1,000年間、会津磐梯山麓で営まれた集落跡として発見された「法正尻遺跡」。縄文土器やヒスイ製の大珠などの装飾品、土偶といった祭祀具、石器など約26万点がみつかり、その内855点が国の重要文化財に指定されている。 国の重要文化財指定15周年を迎え、改めて企画展を開催。装飾性豊かで複雑な文殊を持つ縄文土器を通し、地域の拠点としてあり続けた“ムラ”を行き交うダイナミックな交流を読み解く。