新型コロナウイルスが5類に移行されてから初めてとなる春の大型連休が27日からスタートし、栃木県内を通る鉄道の主要な駅では、大きな荷物を抱えて故郷に帰省する人の姿が目立ちました。

午前11時頃のJR宇都宮駅の東北新幹線下りホームでは、東京方面から、宇都宮に帰省した人や宇都宮から東北方面にこれから帰省する人などスーツケースを転がす人の姿が多くありました。

JR東日本によりますと最大10連休となる今年の大型連休期間中、前半の3連休は、初日の27日が新幹線の下り指定席の予約がピークとなっていますが目立った混雑はありませんでした。

最も混雑が予想されるのは、下りが後半4連休の初日の5月3日で上りが、5日となっています。

連休期間中の予約状況は新幹線、在来線ともに前の年を上回っていて合わせて112%となっています。

日本道路交通情報センターによりますと、27日は栃木県内の高速道路でも目立った渋滞はなく、ネクスコ東日本は東北自動車道の混雑のピークは下りが5月3日で、上りは5日と予想しています。