2021年に13年間にわたり全資産を管理してきた成年後見人の父親からの解放を裁判で勝ち取った米歌手ブリトニー・スピアーズ(42)だが、その後、浪費癖がさく裂し、深刻な経済状態だと内部関係者が明かした。

 同関係者が米ニュースサイト「TMZ」に対し、ブリトニーが南太平洋・タヒチ島などの高級リゾートや、ハワイへの旅行に100万ドル(約1億5600万円)近い費用をかけるなど、猛烈なペースで資産を浪費していると語った。

 同サイトによると、ブリトニーは頻繁にプライベートジェットをチャーターしてバケーションに出かけ、同行するスタッフの旅費も惜しみなく出費。ハワイでは1泊35万ドル(約5500万円)の超ラグジュアリーホテル「フォーシーズンズ」の最高級スイートに宿泊したという。

 21年までは買い物一つするにも父親ジェイミーさんの了承が必要で、成年後見人制度から解放された際には資産約6000万ドル(約94億円)を保有していたとされるブリトニーだが、このままの浪費ペースが続けば破産するのも時間の問題だと関係者は証言した。

 別の関係者はTMZに、「成年後見人制度のもと、ブリトニーは法で守られてきたが、今や束縛はなくなった」とし、周囲は今後のブリトニーのメンタルヘルスを心配していると指摘。また、なぜ6000万ドルしかなかったのかは疑問だと付け加えた。