AKB48の柏木由紀(32)が30日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行い、歴代最長となる17年23日(6233日)在籍したグループから卒業した。今後はソロとして芸能活動を継続する。

 終演後の取材では、1日にバラエティーの収録を控えていることに「AKB48の柏木由紀ではなく、お仕事をした経験がないので、楽しみです。とんでもないことを言わないようにします(笑い)。AKB(という肩書)が自制してくれてたのが、もう1人になる。AKBに迷惑かけちゃうので、過激な発言は控えていたので、これから全部自分の責任」とドキドキな様子。「でも、DMで来るんですよ。『あなたはアイドルなところを忘れないでください』と(笑い)。アイドル活動も続けたいので、うまくバランスを取りながら」と笑った。

 グループでの活動がなくなり、プライベートの充実にも期待をふくらませている。「海外旅行とか地元に1週間帰るとかしたことがないので、そういうことをしてみたい。あとは季節を感じたい。夏は花火大会に行くとか、冬はクリスマスイルミネーションを見に行くとか、そういうことをしてみたい」と目を輝かせた。

 卒業後は恋愛も自由に楽しめる。最近は元メンバーの結婚も増えているが、「今の段階で結婚の予定は本当にないです。ファンの方から『ゴールデンウイークに結婚発表するんですよね?』と来て。結婚が決まってるから卒業するわけではない。本当に今はないですけど、できるなら(結婚)してみたい。素敵な出会いがあったら、結婚できたらと思います。予定は本当にないです!」と否定した。