〝名バイプレーヤー〟小池栄子(43)の主演ドラマが2年連続で決定したという情報をキャッチした。宮藤官九郎氏が脚本を務めたオリジナル作品。昨年10月期にドラマ「コタツがない家」(日本テレビ系)で民放ゴールデン・プライム帯(午後7〜11時)の連続ドラマ初主演を飾ったが、ここにきて〝女優・小池栄子〟の存在感が高まっている。

 小池の主演が決まったのは7月期のフジテレビ系連続ドラマで、水曜午後10時の枠だ。宮藤官九郎が脚本を担当するオリジナル作品という。

 抜群の美ボディーとトーク力を誇った小池は、グラビアで活躍すると同時にバラエティー番組や教養番組で引っ張りだこに。やがて女優業でも頭角を現し、NHK朝の連続テレビ小説「こころ」「瞳」「マッサン」ほか、フジテレビ系「リーガル・ハイ」シリーズ、日本テレビ系「母になる」などに出演。映画でも「接吻」「八日目の蝉」「記憶にございません!」などで話題になった。特に2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条政子役を務め、主人公で弟の北条義時(小栗旬)を救った約4分間の〝大演説〟はSNS上で〝神回〟と称賛されたほどだ。

 女優としての評価を高めると、昨年10月期の日本テレビ系連続ドラマ「コタツがない家」で民放ゴールデン・プライム帯初主演を果たした。

「小池さんはこれまで宮藤さんの映画と舞台には出演していますが、ドラマでタッグを組むのは初めて。宮藤さんは小池さんのふり幅の広い演技力を以前より買っており、満を持して小池さんを主演に指名したそうです」(テレビ関係者)

 宮藤氏と言えば、自身が脚本を務めた今年1月期のドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)が話題になっただけに、今回のドラマの期待感も高まる。

 小池は、今年すでに宮沢りえ主演の舞台「骨と軽蔑」に出演。さらに「クレイジージャーニー」や「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」のMCを務めるなどマルチな才能を発揮しており、さまざまなオファーが絶えないという。

 同関係者は「昨年の小池さんのCM起用社数は10社。業界では民放ドラマで主演するとCM本数が増えるといわれています。〝CM女王〟の座も近いと思われます」と話している。