女優の高橋メアリージュン(36)が27日、東京・千代田区の東京家政学院大学で「生活クラブ『国内自給 まかない亭』出前授業」に特別講師として登壇した。

 生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(以下生活クラブ)は、より多くの人々が日本の食料自給率について考える機会を創出すべく「国内自給 まかない亭」プロジェクトを実施する。同イベントでは、SDGsをテーマに探究活動を行っている東京家政学院中学校・高等学校と共同で出前授業を開催した。

 高橋はこの日、白のブラウスにオレンジのオーバーオールで登場。「テーマは『おしゃれに楽しく畑作業』」とコーディネートを紹介した。
 
 普段からSDGsの活動に積極的に取り組んでいるという高橋は「(大きさや形の)規格外野菜のマルシェをやっているのを見て衝撃を受けた。生産者の方たちに会いに行き、実際に話を聞いてみようと思った。もっと彼らの気持ちに共感したいと思ったのがきっかけで農業の学校に入った」と経緯を説明した。

 その上で「大それたことはできないが、自分ができることから。私ができることは『発信』なので、そういう入り口を皆さんにお知らせしていきたい」と今後の目標を語った。

 生徒たちに対して「私、高校1年生のときにこんなこと考えたことなかったです。SDGsっていう言葉もなかった。私は30歳くらいから勉強したのである意味うらやましい。皆さんがこれからの日本を変えてくれるメンバー。応援しております。よろしくお願いします、これからの日本」と呼びかけた。