巨人の阿部慎之助監督(45)が0―2で敗れた17日の阪神戦(甲子園)後、試合を淡々と振り返った。

 鬼門を舞台に連勝がストップした。昨季3勝10敗と大きく負け越していた相性の悪い甲子園。前日に行われたカード頭の試合こそ雨天コールドで引き分けとなったものの、この日は今季初先発となった赤星が5回2失点とまずまずの投球を見せながら打線が決定打を欠き、8回まで毎回の11残塁と援護点を生み出すことはできなかった。

 これには阿部監督も「(得点の可否は)紙一重だ。まあ、どうやったら点が入るか、寝る前に考えてみます」と淡々とした様子。それでも今季初先発でゲームメークした赤星へは「何とか粘っていい投球をしたと思います」と奮投をねぎらった。