全日本プロレス18日の後楽園大会開始前に、心不全のため死去した大相撲の元横綱でプロレス・格闘技でも活躍した曙太郎さん(享年54)への10カウントゴングが捧げられた。

 曙さんは2005年8月から定期的に参戦し、13年9月に入団。同年10月には3冠ヘビー級王座を初戴冠するなど活躍し、15年には春の祭典「チャンピオン・カーニバル」も制した。

 この日の試合前、出場予定の選手がリングサイドに整列。和田京平レフェリーがリング上で遺影を持つ中、その経歴が読み上げられた。続いて追悼のテンカウントゴングが鳴り「第64代横綱、曙」とコールされるとともに入場テーマ曲が流れ、観客席から拍手が送られた。