2021年から3年連続でガールズグランプリに出場するなどガールズケイリンのトップで活躍する尾方真生(24=福岡)が29日、福岡ソフトバンクホークスVS西武ライオンズ戦(みずほペイペイ)で始球式を行った。

 ガールズケイリンのユニホーム姿で登場した尾方の投球はワンバウンドながらキャッチャーミットにきれいに収まった。大役を終えると「ホームまで遠く感じなかったし、楽しかった。藤本(博史)前監督に投げ方を教わったおかげで、ワンバウンドだけど真っすぐ投球ができました」と自身の投球には合格点。WBCで周東佑京のファンになったことを明かし「近くで見られたので良かったです」と笑顔を見せた。

 大観衆の前でも緊張はなかったようで「普段のレースでも緊張せずに走りたい。これを機会にもっとガールズケイリンを知ってもらえたらうれしいし、1度でも足を運んでもらえたらと思います」と競輪場への来場も呼び掛けた。

 この日は公営競技のインターネット投票サービスを運営するオッズ・パーク株式会社の協賛試合「オッズパークドキドキスペシャル2024」として開催。尾方のほか河内桜雪、又多風緑、竹野百香、金田舞夏のガールズケイリン5選手がイベントや特設ブースに登場した。