パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジアカップ(カタール)準決勝(29日=日本時間30日)、日本はイラクに2―0で勝利し、今大会3位以上が確定し、8大会連続のパリ五輪出場を決めた。

 この試合で1―0で迎えた前半42分に追加点を決めたMF荒木遼太郎(22=FC東京)の動向が注目されている。最終予選で大活躍中だが、今季にJ1鹿島からレンタル移籍でFC東京に加入し、ここまで6試合出場で5得点をマークするなどゴールを量産。鹿島でも2021年には10代でFW城彰二以来、史上2人目となる2桁ゴールを記録していた。

 それだけに鹿島サポーターからは荒木の〝古巣復帰〟を熱望するなど、さまざまな意見が出ている。SNSやネット上では「ありがとう荒木遼太郎」「鹿島に戻ってきて」「トップフォームに戻ってきた感じがした」「荒木遼太郎、まじやベーな。帰ってこい」「鹿島のトップ下でみたい」「一応保有元は鹿島だから俺たちの荒木遼太郎」などの書き込みがあった。

 さらに今季レンタルで加入したFC東京で好プレーを見せていることもあって「鹿島時代に献身性が低かったって良く見るけど、全然しっくり来ないんだよな」「なぜ鹿島で活躍できなかったのか」「なんでこんなうまい選手を鹿島はレンタルに出しているんだよ」「鹿島から出て行ってよかった。あの才能をつぶすのは流石に心が痛い」との見解も出ていた。