ヤクルト・村上宗隆内野手（２４）が３日、中日戦（神宮）でメモリアルアーチを叩き込んだ。

　２点リードで迎えた３回一死の第２打席だった。相手先発・メヒアに追い込まれながらも５球目、外角高めのスライダーをフルスイング。打球は勢いよく伸びて、逆方向の左翼席へとスタンドインした。豪快な２戦連発の今季７号ソロは、自身にとって本拠地・神宮球場で放った通算１００号本塁打となった。２４歳３か月での神宮１００号本塁打は、チームメートの山田が２６歳１０か月で到達した記録を塗り替え、史上最年少の〝ニューレコード〟だ。

　神宮球場を埋め尽くした燕党は大歓声。ダイヤモンドを一周してベンチに戻った村上はチームメートから手荒に祝福され、スケッチブックに「むらかみくん　じんぐうきゅうじょう　１００ほーむらん」としたためたつば九郎とともに笑顔でポーズを取った。

　今季は開幕から自己ワーストとなる５３打席本塁打なしの〝トンネル〟が続いたが、この日を含め直近４試合で３発と量産態勢に入っている。