X(旧ツイッター)で「早川太田」というワードがトレンド入りした。

 これはプロ野球・楽天の早川隆久投手と太田光捕手のこと。3日に行われたロッテ戦で太田とバッテリーを組んだ早川は、9回127球の力投で1失点。3年ぶりの完投勝利を挙げた。

 早川と太田は、先月19日の西武戦(ベルーナ)でバッテリーを組んだが全く息が合わず、3回までに6安打、2四球で5失点。4回に捕手が太田から石原彪に代わると、その後の4イニングは2安打無失点と立ち直った。しかし試合は4−5で敗れた。

 試合後早川は、報道陣に「ボール自体が悪くなかった」「自分は要求された球を投げた」などと、あたかも太田のリードが悪かったようなコメントを残した。これを問題視した今江監督は「開幕投手を務めてチームを引っ張っていってほしい選手が、キャッチャーと合わないからどうこうというのもさびしい」と、早川は登録抹消した。

 それ以来のマウンドとなった早川は、再び太田とのコンビで試合に挑むと見事な完投勝利。試合後には抱き合うシーンも見られたうえ、ヒーローインタビューにも2人で登場した。

 この展開にネットも反応。Xには「太田と早川が抱き合ってるの見て泣きそう」「早川と太田仲直りやな」「喧嘩したお騒がせカップルの会見だ」といった書き込みが見られ、「早川太田」がXのトレンド入りしている。