巨人・阿部慎之助監督(45)が守護神・大勢投手(24)を心配した。

 3日の阪神戦(東京ドーム)で4点リードの9回に大勢が登板。簡単に二死としたものの近本、中野、森下に3連打を浴び1点を失った。二死一、三塁で大山を迎える場面で右腕は不調を訴え、降板となった。

 右肩を気にしながらマウンドを降りた大勢。緊急登板となった泉が大山を二飛に抑えてプロ初セーブをマークしたが、阿部監督は「(大勢が)どういう状況か、まだ聞いていないので。まあ自ら訴えてくるということはね、あまりよくないんではないかなと思うので」と心配を隠せなかった。

 その上で抑えた泉には「いやもうナイスカバーだよね。一発浴びたら同点っていうね。素晴らしいピッチングでしたよ」と賛辞を送った。