F1公式サイトが、マイアミ・グランプリ(GP)の結果を受けて、7位入賞を果たしたRBの角田裕毅(23)を〝2番目の勝者〟に選出した。

 角田はスプリントで8位入賞し、決勝でも好スタートやピットストップ戦略の的中などで7位入賞。2日連続の入賞劇で大量7ポイントを獲得した。

 F1はマイアミGPを振り返る特集で「勝者」と「敗者」を5人(チームを含む)ずつ選出。勝者では、まず優勝したランド・ノリス(マクラーレン)が選出された後、2番目の勝者として角田が認定された。

「角田裕毅はアップグレードされたRBで、スプリントなどマイアミの週末を通して素晴らしいパフォーマンスを披露し、2024年も好調なスタートを続けている」と高く評価。そしてこう続ける。

「この日本人レーサーはスプリントで15位スタートから7つ順位を上げてポイントを獲得し、グランプリでは寸分の狂いもない走りで7位に入った」とその精密なドライビング技術を絶賛した。

「これでポイントを14に伸ばし、昨季全体で獲得したポイントに早くもあと3ポイントに迫っている」と好調ぶりを強調した。

 残りの勝者はアルピーヌ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ダニエル・リカルド(RB)、敗者はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ウィリアムズ、レッドブル、ザウバー、メルセデスとなっている。

 F1公式からの勝者認定は、角田の躍進が世界的な脚光を浴びている証しと言えそうだ。