【The Ranking〜気になるモノを徹底調査(1)】スポーツや格闘技など気になるモノを調べる新連載「The Ranking」がスタート。第1回は夏場所(12日初日、東京・両国国技館)を控える大相撲の人気グッズを徹底調査した。2024年1月場所および3月場所での会場内売店&日本相撲協会の公式ECサイト「SuMALL(すも〜る)」の売り上げベスト3とは――。

 相撲人気は高く、同協会の公式サイトで夏場所(12日初日、東京・両国国技館)のチケットはすでに「完売しました」と記載されている。気になるグッズ売り上げ第1位は「国技館カレー」(税込み400円)だ。国技館内にある同協会員専用の地下食堂の定番メニューで新弟子が半年間通う相撲教習所の昼食にも出てくるカレーを再現したという。同協会のグッズ担当者は「新弟子から親方まで、おなじみの国技館地下食堂のカレーをご自宅でも」と紹介した。

 続いて2位は「のぼり風力士タオル」(税込み1500円)。横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)や、大関貴景勝(常盤山)など人気力士の名前が大きくプリントされている。同担当者は「のぼりをイメージした力士タオルで、5月場所では尊富士(伊勢ヶ浜)など6名の人気力士が新発売されます!」とアピール。春場所で1914年5月場所の両国勇治郎以来110年ぶりの新入幕優勝を果たした“新鋭”の一品も準備されている。

 3位は「力士玄米茶」(税込み1200円)がランクインした。関脇若元春(荒汐)ら人気力士が、ティーバッグに印刷されている。同担当者は「力士がお風呂に入っているようなデザインで、大ヒットしました」と説明した。

 また、惜しくもランク外となったものの、女性ファンからの人気が高いのが「びんづけ油香るリップクリーム」「びんづけ油香るハンドクリーム」(いずれも税込み500円)だという。同担当者は「びんづけ油を模したバニラの香りがします。売店でも女性が多く買われていると思います」と解説した。

 他にも力士専門グッズやコラボ商品など多種多様な品揃え。新作も随時入荷しており、相撲ファン以外にも魅力的な商品が販売中だ。