西武は14日のDeNA戦(ベルーナ)に1―5と敗れ、2連敗。借金は今季ワーストを更新する23となった。

 1―1で迎えた6回一一死二、三塁から滝沢夏央内野手、先発・青山美夏人投手の連続失策。痛いミスで2点を失い、主導権を手放した。8回には4番手・増田達至投手が4安打2失点でダメを押され、チームは12カード連続してカード初戦を落とした。打線も先発・濵口ら4投手の継投の前に、散発6安打1得点と振るわなかった。

 5回途中7安打3失点で2敗目を喫した青山は「先取点を与えないことをテーマに試合に挑みましたが、連打を浴びて先制点を許してしまいました。まずは先頭打者を打ち取ること意識して、たとえ出してしまっても気持ちを切り替えて次の打者に集中し、連打を許さない投球ができていれば違った結果になっていたと思います」とこの日の投球を反省。

 その上で「5回以上投げることができたことは、一軍で初めてでしたのでそこについては自信につなげて、今日の試合で出た課題の先頭打者を出さない。連打を許さない。をしっかりと見つめ直して次回に向けて取り組んでいきたいです」と目の前にある課題を口にしていた。