JR弘前駅周辺の3商店街でつくる弘前大町上土手駅前商店街魅力アップ実行委員会は3〜5日、青森県弘前市の弘前駅前公園で地酒の振る舞いや、日本酒・シードルの飲み比べができる催し「花より地酒まつり」を開催した。最終日の5日、多くの市民・観光客で盛況だった。

 同委員会は同公園周辺のにぎわい創出を目指し活動している。「桜が散ったあとにも楽しい催しを」と昨年に続き開いた。

 炭火を使ってやかんで温めた地酒の振る舞いのほか、地元の日本酒3種の飲み比べセットや、10種類以上の地元のシードルを販売。市の「地酒で乾杯条例」のPRを兼ね、会場全体で何度となく乾杯を行った。

 同市の内山宏さん(66)は「立ち飲みが大好きなので、こういったイベントは大歓迎。また来年も開いてほしい」と上機嫌。催しを共催した弘前市旅館ホテル組合の木村知紀組合長は「連休後半を楽しんでもらえるよう、来年も開催したい」と話した。