伊勢原市商工会青年部(佐々木大助部長)の第57回通常総会が4月23日、伊勢原市商工会館で開かれた。

市商工会青年部は40歳までの青年経済人で構成される組織で、部員数は現在60人。県内で最多を誇っている。

この日は、桑原豊伊勢原市経済環境部参事兼商工観光課長をはじめ、市商工会の上原勇司、小沼富夫副会長や市商店会連合会の瀬尾茂会長らが来賓として出席。上程された2023年度の事業報告、収支決算報告、24年度事業計画、収支予算などが報告され、全て滞りなく承認された。

同青年部は昨年度、「廻天の力」をスローガンに掲げ、多彩な活動を展開。4年ぶりに通常規模で開催された大納涼まつり、青年部活動を発表する主張大会での特別賞受賞などのほか、研修、総務、広報委員会などの活動が報告された。

佐々木部長は24年度のスローガンを「不退転」と発表し、「この言葉には『信念を持ちどのようなことにも屈しない』という、固い決意と前向きな気持ちが込められている。我々青年部が強い信念と行動力で地域を盛り上げ、活力ある社会を形成していかなくてはならない」と力強く語った。

また、会では青年部顕彰が行われ、青年部活動に積極的に参加し、部の発展に尽力した小泉貴由総務委員長と、活動を陰で支えた夫人の理恵さんに感謝状と記念品が贈られた。