「戦争する国づくり反対!核兵器廃絶の道に向かって」をスローガンに歩く、2024年港北区民平和大行進が、同実行委員会(建設横浜港北支部・神奈川土建横浜支部・年金者組合港北支部・新婦人港北支部・港北革新懇・横浜東部民商港北支部・港北区原水協・横浜北部地区労・横浜北部地域ユニオン・森弁護士)主催で5月11日、区内で開かれた。

当日は、約70人が参加。大山奈々子実行委員長は「核兵器禁止条約発効後、批准国の数も増えており、ドイツ・ベルギー等、アメリカの同盟国で核の傘下にある国々ですら締約国会議にオブザーバー参加している。こういう変化を生むのは今日のような市民の取組み。被爆国である日本の政府が来年の締約国会議に参加できるよう、一歩一歩歩きましょう」とあいさつした。小1の息子と一緒に歩いた緒方蘭さん(40)は「ウクライナやガザ地区の戦争をテレビなどで見聞きする度に気になっていた。平和について考える機会になった」と感想を話した。

67回を迎えたこの平和行進は、1958年に被爆地広島の平和公園から東京に向けて始まったもの。港北区では、今年は区役所からイオン駒岡店まで約4Kmの道のりを1時間かけて行進した。